赤ちゃんを連れての旅行は、楽しみな反面、周囲への気兼ねや設備の不安がつきものです。特に大分の阿蘇くじゅう国立公園のような自然豊かなエリアでは、移動のしやすさや、宿での過ごしやすさが旅の質を左右します。
「ショッピングモールのような完備された設備があればいいけれど、せっかくなら国立公園の絶景も楽しみたい」
そんな願いを叶えるために、子連れでも無理なく滞在できる宿の選び方を考えました。
失敗しないための子連れ宿の選び方
赤ちゃん連れの旅で重要なのは、完璧な設備があることよりも「許容範囲が広いこと」と「移動のストレスが少ないこと」ではないでしょうか。
特に久住高原エリアは、コンビニやスーパーが少ないため、事前に必要なものを揃え、宿の設備(電子レンジや冷蔵庫、コインランドリーの有無)をしっかり確認しておく必要があります。
まずは、今回ご紹介する4軒の概要を比較表にまとめました。
| 宿名 | 温泉・客室 | 食事 | 配慮ポイント | 料金目安 |
|---|---|---|---|---|
| レゾネイトクラブくじゅう | 炭酸水素塩泉 / 洋室 | レストラン | 展望テラス・図書コーナー | 33,180円 |
| 天空の大地 久住高原ホテル | カルシウム硫酸塩泉 / 和室 | レストラン | 無料送迎あり(要予約) | 14,900円 |
| 赤川温泉スパージュ | カルシウム・マグネシウム硫酸塩泉 / 家族風呂 | 食堂(持ち込み可) | 電子レンジ・冷凍庫完備 | 5,500円 |
| ホテル岩城屋 | なし / ツインルーム | 朝食評価4.0 | 豊後竹田駅より車で5分 | 10,600円 |
※2026年9月22日時点・2名1室の目安
阿蘇くじゅうの自然に癒やされる子連れ推奨の宿
標高865mの絶景と充実設備「レゾネイトクラブくじゅう」

阿蘇くじゅう国立公園の敷地内、標高865mの久住高原に佇むレゾネイトクラブくじゅうは、自然との共鳴をコンセプトにしたリゾートホテルです。
子連れ旅で心強いのが、館内の設備が非常に充実している点。コインランドリー(有料)があるため、急な汚れにも対応できます。また、展望テラスや図書コーナーがあり、お部屋以外でもゆったりとした時間を過ごせます。
お風呂は炭酸水素塩泉。疲労回復や筋肉痛に効能があるとされており、移動で疲れた体に染み渡ります。お風呂の評価は4.02と安定しており、家族風呂も完備されているため、小さなお子様と一緒に気兼ねなく湯浴みが楽しめるのが嬉しいですね。
特に注目したいのが食事の評価です。夕食の評価は4.4、朝食は4.32と非常に高く、国立公園の中という立地ながら満足度の高い食事が提供されています。
ただ、公式サイトの案内によれば「ホテル周辺にはコンビニやスーパー、飲食店はございません」とのこと。離乳食やミルクなどの備蓄は、事前にしっかり準備して向かうことをおすすめします。
雄大な久住山を望むロケーション「天空の大地 久住高原ホテル」

久住山と阿蘇山を望む絶景が魅力の天空の大地 久住高原ホテル。寄せられている口コミには「絶景に感動」という声があり、窓から見える景色だけでも訪れる価値がある宿です。
設備面では、和室6畳のプランがあり、赤ちゃんがハイハイしていても安心な環境を整えられます。また、事前予約制の無料送迎(14:30竹田駅発)があるため、公共交通機関を利用される方にとっても心強いサポートになります。
温泉はカルシウム硫酸塩泉で、冷え性や皮膚病に効能があるとされています。大浴場や露天風呂を完備しており、お風呂の評価は4.15。落ち着いた環境で、久住の自然に抱かれながらリフレッシュできるでしょう。
食事はレストランで提供され、夕食の評価は4.11と高めです。2026年9月時点での最安値目安は7,450円からとなっており、コストパフォーマンス良く絶景ステイを楽しみたいご家族に向いています。
持ち込み料理も安心の設備「赤川温泉スパージュ」

自由度の高い滞在を求めるなら、赤川温泉スパージュが選択肢に入ります。
こちらの宿の最大の特徴は、共用の冷蔵庫や冷凍庫、電子レンジ、トースター、お湯ポットが完備されていることです。広い食堂では、持ち込みのお弁当などを温めて食べることができるため、外食が難しい月齢の赤ちゃん連れにとって、この「自分のペースで準備できる環境」は大きな安心材料になります。
温泉はカルシウム・マグネシウム硫酸塩泉。ストレスや筋肉痛に効能がある天然温泉で、家族風呂や露天風呂も備えています。
清潔感の評価は4.22と高く、設備がシンプルながらも使い勝手の良い構成になっています。2026年9月時点での料金目安は5,500円からと非常にリーズナブル。宿泊費を抑えて、その分を観光や備品に回したいという賢い選択をしたい方向けの宿と言えるでしょう。
豊後竹田駅からアクセス至便な「ホテル岩城屋」

観光の拠点として利便性を重視するなら、ホテル岩城屋です。
JR豊後竹田駅から車で約5分という好立地にあり、移動時間を短縮できるのは、機嫌を損ねやすいお子様連れの旅において何よりのメリットになります。
客室はツインルームなどの選択肢があり、阿蘇の山々を背にしたロケーションに位置しています。特筆すべきは朝食の評価で、4.0という高い数値を記録しています。忙しい旅の朝に、しっかりとした食事でエネルギーを補給できるのは心強いですね。
もともとビジネス利用の側面もある宿ですが、全館禁煙となっており、クリーンな環境で過ごせます。予算を抑えつつ、効率的に大分観光を回りたいファミリーに最適です。
阿蘇くじゅうエリアをスムーズに旅するコツ
国立公園内は景色が素晴らしい分、道路に大きな看板が少なかったり、商業施設が点在していたりと、都市部とは異なる感覚での移動が求められます。
特に赤ちゃん連れの方は、以下のポイントを意識してみてください。
- 地図の事前持参:電波状況が不安定な場所があるため、デジタルだけでなくオフラインの地図を用意しておくと安心です。
- 備蓄の徹底:前述の通り、コンビニが少ないエリアです。おむつ、おしりふき、ミルクなどの消耗品は、竹田市街地などの大きな店で多めに確保してください。
- ゆとりのあるスケジュール:国立公園内を巡る際は、予想以上に時間がかかることがあります。1日の予定は詰め込まず、宿でのんびり過ごす時間を優先しましょう。
まとめ
大分の阿蘇くじゅうエリアは、大自然に触れながら心身をリセットできる最高の場所です。
贅沢な設備と絶景を堪能したいなら「レゾネイトクラブくじゅう」、絶景と和室の安心感を求めるなら「天空の大地 久住高原ホテル」、食事の自由度とコストを優先するなら「赤川温泉スパージュ」、そしてアクセスの良さを重視するなら「ホテル岩城屋」。
ご家族のスタイルに合わせて、気兼ねなく過ごせる一軒を選んでみてください。きっと、お子様と一緒に過ごす時間が、かけがえのない思い出になるはずです。
ピックアップ記事



